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夏至

のんびる:のんびりの動詞形。のんびりする、と同義。

2024.09.22.Sun 21:16:19
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2008.09.21.Sun 23:31:03
朝、宇都宮を出発して、郡山に辿り着く前に既に窓に雨のしずくが…。
マジでーー…と朝からちょっとげんなり。

仙台に着くと寒くて驚き。
天気予報では最高気温23度だか26度だって言うからTシャツ一枚で出てきたのに思い切り寒いでやんの。ふと父を見れば、シャツの上から既にセーターを着込んでいるし!(笑)

これで本当に20度超えしているのか、甚だ疑わしいのだけれど、やはり栃木は東北の玄関と言われながらもやっぱり関東だったんだな…としみじみ思ってしまいました。仙台に残暑は無いのか…。

今回の旅行は急遽決まったものなのですが、色々ちんぷんかんぷん過ぎ。常識が無いので世界史以上に日本史は苦手で。ちなみに地理も苦手で。

仙台が宮城県にあるっていうのも知ったのは大学卒業してからだし。実は今でも宮城県が東北の太平洋側にあるのは分かってても、実際白地図渡されたら、自信を持って、どこにあるか分からないって言えるし。仙台って言えば牛タンってのも昨晩知った訳だし(父に牡蠣やホヤと牛タンどっちが好い?って訊かれて初めてここでは牛タンが有名って知りました)

平泉に行くって言われた日には、奥州藤原三代とか、夏草や兵どもが夢の跡、って言うのは思いつくんだけど、実際のところ、どこら辺にあるものなのかも分かってなかったし。そもそも中尊寺も知らなかったし。毛越寺に至っては読み方も知らなかったし。

その話をしたら、母に「そうよね、あなたは世界史だったものね」と哀れみの眼差しをこちらに向けながら諦め半分の声で言われてみた。

知ってるくせに。
世界史だって詳しくないってことを!
(世界史に詳しくなくたって大学の西洋史学科は卒業出来るんですよー)
(じゃあお前は大学で何を学んできたのかって話ですが…)

で、今日行ったところ。

◇ 中尊寺
失礼を承知で敢えて言わせて頂くと、何で世界遺産登録延期になったのかがよく分かる場所でした。規模が小さい。きっと周辺の町も昔のままを維持していて、町そのものが世界遺産に…って言うんだったら登録も可能かもしれないけれど、あれ単品では難しいよな。金色堂もちっちゃくて可愛かった。6年だか7年だか掛けて解体修復したようで、すっごいキラキラしていて、小さい面積乍らにギュッと凝縮されていたけれど…インパクトは薄かった。下の駐車場とかある所に木彫工芸品の店があるんですが、そこの看板犬がものっそ可愛かった。その名も「キボリ」。片耳が垂れている黒いわんこなんですが、愛想の良いこと。撫で回し撫で回し。きっと来週中尊寺で何を覚えているの?って訊かれたらキボリ君だよ。

◇ 毛越寺
これも世界遺産登録延期は納得。庭はあっても建物がほとんど何も残ってなくて、だだっ広い空間に「○○跡」とかって表示がポツーンと所々にあるばかり。ぶっちゃけほとんど見る建物が残ってない。何より気になったのは、なんでこの文字でモウツウジって読めるのかって点でしょうか。そうそう、ここで数年振りにおみくじ引きました。番号1番だったんですが、以前1番であまり結果が良くなかったのでがっかりしていたら、大吉でした。ここで運を使い切ってしまうのもなんだなあ…。ちなみに毛越寺で一番インパクトがあったのは、苔の間からちょこーんと生えた毒々しいピンク色のキノコだと思う。写真撮ったので後日アップします。そうそう、木の幹の中が空洞のようになってしまっているものがいくつかあったのですが、毛越寺の幹の一つはどういう訳か1円とか5円とかが投げ込まれてしました。これも写真撮りました。

それにしても蜘蛛が多かった。
しかもジョロウグモ系の黒と黄色の脚の長い子。
最初は物珍しくて2匹写真撮ったんですけど、段々珍しくも無くなってスルー。

しかし、一関も平泉も観光地だからなのか、世界遺産登録に向けて頑張っているからなのか、単に住人が花好きなのか分からないのだけれど、花で溢れた町でした。萩の祭の真っ只中の筈なんですが、雨が降ったせいか、ほとんどが見頃を過ぎてしまっていました。その代わりコスモスが赤・桃・白・橙とカラフルでした。鶏頭とか。山葡萄とか。曼珠沙華とか。

お寺の紅葉は大半がまだ青々としていましたが、一部うっすらと赤味が出てきていて、すっかり秋っぽいなーと思うと、ふと、朝顔モドキ(正式名称が分からないんですが、一日中咲いてる朝顔に似た花がついているけど、葉っぱが微妙に違うアレ)が結構そこここにあって、風鈴も下がっていて、微妙に夏っぽさも…。

宿泊は仙台。
夕飯はべこ政宗で牛タン三昧。
美味いけど、酒が飲みたい人にはどうなんだろう…。
ワンカップの各地の地酒を揃えているちょっと変わったお店です。確かに保管はしやすいですよね。開封したままオーダーがなかなか入らなくて劣化してしまう、とか言うことも無いですし。でもワンカップじゃないお酒が好いとか言うと、べこ政宗ブランドのお酒があったんですが(牛タンとの相性バッチリらしい)、18時20分の段階で在庫なしって言うのはいかがなものでしょう。もっとちゃんと在庫管理しましょうよ…とか。

ものっそ柔らかいタンでちょっとシューン。
硬くてコリコリ歯ごたえがあるタンが好きなんだー!
(概して肉に限らず食べ物は硬いものが好きな傾向にある)

ってことで高いタンから安いのへ移行。

牛タン炒飯が驚くほど塩っぱくて、1つを3人で分けたのですが、これは正解。一人では絶対食いきれなかった。

牛タンの焼いたのは宇都宮でも食えるけど、牛タンの刺身は難しかろうということで最後の〆は牛タンの刺身。

麦ご飯を2膳食べてしまい、最終的には胃が痛くなるほどの満腹感。注文してから、実際に料理が出てくるまでの時間がものっそ長くて、途中で満腹中枢が働いてきたりと大変でした。これって、きっと仲の良い同性の友人とかと行くと、話で盛り上がっている内に料理が並ぶんでしょうが、家族旅行でこんなに待ち時間が長いのは…つらい(苦笑)

ホテルに戻って、シングルを3部屋予約していたので、ぺぺっとベッドに転がってみる。高い方のシングルだったせいか、ベッドが広い広い。セミダブル位のサイズがあって、縦方向に転がっても横方向に転がってもオケーイ!(こういう時身長が余り無いってのは便利)

駅周辺で、ネット予約できて、天然温泉があるところ、ということで選んだドーミーイン(片仮名表記だと変な感じのする字面なのでアルファベット表記も載せておきます…HOTEL dormiy inn)。

最上階にて温泉+サウナ+マッサージが楽しめます。

ってことで人生26年目にして、仙台デビューに次いでサウナデビューも果たしました。3分で上がってきてしまいましたけど。暑いー。確かに定期的に通えば血行も代謝も良くなりそうー。

しかしまあ…温泉の効能が…余り魅力的ではないのね。肌に良いお湯もあるのかなーと思ったら室内の温泉も露天風呂も同じ源泉らしく、効能は同じ、疲労回復・五十肩・神経痛・慢性消火器症などなど。うわーん。それでも20分位は居たんですけどね。中のお風呂に浸かってみたりー露天に出てみたりーサウナに入ってみたりー中のお風呂にまた浸かってみたりー〆で露天風呂に入ってみたりー…ふやける程では無いんですけどね。途中途中でシャワー浴びたりしたし。

これで後は寝るだけ。

月曜は夜に帰宅します。
これで火曜日は朝起きられるのかしら…と漏らしたら、「あなたはお休みでしょう…」と突っ込みを入れられました。わーお。火曜出勤なのは父だけだったんですねー。

私は先週の月曜が出勤だった代わりに、今週の月曜が休みで4連休だったのですー。国民の休日って私が通っている会社では休みでないことが多いので、ふと忘れがちなのですが、うふあは。幸せー。これで休みの日も給料が出れば文句無いんですが、まあ良いや。

ではおやすみなさい。

明日は松島行って来ますー!
晴れたら遊覧船!
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