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夏至

のんびる:のんびりの動詞形。のんびりする、と同義。

2024.09.22.Sun 08:33:12
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2009.10.13.Tue 03:14:21
『私の中のあなた』(公式サイト)
2009年10月9日公開

あらすじ
11歳の少女アナは、白血病の姉に臓器を提供するドナーとして、遺伝子操作によってこの世に生まれた。母サラは愛する家族のためなら当然と信じ、アナはこれまで何度も姉の治療のために犠牲を強いられてきた。そんなある日、「もうケイトのために手術を受けるのは嫌。私の体は、自分で守りたい」と、アナは突然、両親を相手に訴訟を起こす。しかし、その決断にはある隠された理由があった…。
(私の中のあなた goo 映画ページから)

取り敢えず、劇場へ行く際にはハンカチをお忘れなく。

取り立ててネタバレらしいネタバレというのが存在しなさそうな映画内容なのですが、簡単な感想は続きから。

てっきり、話の流れから、主人公が姉のスペアとして生まれて来たということを知るのかと思ったら、冒頭のアナのナレーションでその内容が語られてくると云う、初っ端から予想を裏切られてみました。

ついでに、自分の身を守るために700ドルで弁護士を雇って母親と対峙するという筋書きにも当然裏があるのですが、その裏も予想外でした。「姉が死にたがっているから、処置を受けることを拒否する」ということは即ち、「姉が死を望まなかったら、拒否しなかった」と云うことですよね。尤も、サッカーとかチアリーディングしたいのは本当でしょ、とケイトに云われているアナを観れば、100%納得してではないにせよ、大好きな姉の為なら腎臓も提供してしまっていたのでは…と思うと、ちょっとドキッとするというか。もっと「自分のため」には行動しないのは何故かと思ってしまうのは、自分にはこういう境遇が想像すら出来ないからなのか。

タイトル。
原題"My Sister's Keeper"
邦題「私の中のあなた」
最後まで観てからこのタイトルを観ると、なるほどねえ…的。

ケイトの"I don't mind my disease killing me, but it's killing my family too"と云う台詞がとても印象的でした。

二度、三度観るにはちょっと重いのですが、観に行って良かったです。
でもほんと、ハンカチの用意はして…。どうせなら、家でDVDで一人我慢しないで泣いて観る方が、良い気もしますが。
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