人にプレゼントを贈る難しさ。

「自腹でチケットあげたのに…」。“『海猿』絶対観ない”が9人。ちょっとショックな伊藤英明。

元々観に行く予定だった
興味無かったけど暇だったので

などの理由で、無料で観られてラッキー！と思う人も居るだろうけど、興味無ければ「映画館を往復する(ガソリン代とかバス代他も追加で掛けて)のと映画を観るのに費やす時間分だけ、自分の貴重な時間から割くだけの価値がこの映画に見出せるか?」という問いになる訳で。

「行かない」とした人が9人。
この数字が多いのか少ないのかについてはちょっと微妙な所。もし全員が「ぶっちゃけた」数字だったら余りの少なさに驚く訳です。でもいくら匿名ボタンとは言え「ひとからプレゼントで貰っておいて押したら悪いかな」という気持ちも働くと思うのできっと本当に行かないと思っている人はもっと多い、と思う。後者の気持ちが強い人は、このコーナーを観た時「このボタン押した9人、恥を知れ」位に思って不快感たっぷりに観ただろうなあと思いつつ。

ただ「もらったら行ってよ」は…仮令思ったとしても口に出したらいけないと思う。

欲しいって言ったからあげたのにこう言われたんじゃショックだけど、頼んでもいないものを人に押し付けておいて相手に喜ぶことを強制するとかそんな恩着せがましいプレゼントは要らないと思う人も居るのではないかと。「じゃあ返すよ」みたいな。

まあ、渡したプレゼントを相手がどうするのかまで追うような野暮なことはしてはいけません、ということですね。今回は映画の宣伝も兼ねていたのでしょうし、その一環だったのかもしれませんが。

相手が喜ぶようなプレゼントをするって、それだけ難しいってこと。

ちなみに伊藤さんのファンだったら、本人からもらったチケットであれば違った意味を持つ訳で。勿体なくて使えないから取っておくか、と。でもって映画も自腹で観に行く訳だから、結果的に観に行く人よりも多くチケットが出て行くってことですかね。