我ながら

自分の根性のねじれっぷりに閉口することが、年に数回あり、その後、酷く自己嫌悪に陥る。しかしものの数日、落ち込んだら、後はけろりで、何も考えていないので、同じ穴に落ちてしまう。

ちょこっと考えた所で、途方に暮れるばかりで、何の解決にもならないので、すぐ諦めてしまう、この性格にも問題がある気がする。

ただ、もの事をよく捉えれば。この進化し続ける性格のお陰で、前よりも、立ち直りが早くなっているし、前ほどには周囲の視線を気にしなくなった。

悪く云えば。鈍くなった、ということか。

22歳位までは、もう少しまともに頭を使っていた気がするんですが、「なるようにしかならないけど、なるようにはなる」と思えるようになったら、急に大概のことについて、悩むのが阿呆らしく思えるようになってしまったのである。

年々、楽することを覚えていっている感、たっぷりである。