それは当然の使命と思ってはいるけれど。

色々解せないので、自分がすっきりする為に愚痴ります。
観てても面白いものではないので、リンク先に隠します。

私の職場は、製薬工場です。
患者さんに薬を届けられるようにサポートするのがうちのお仕事です。一日も早く生産体制を整え、生産ラインが止まっていた分を取り戻すべく働きます。それに異存はありません。

でも、余震があるたびに天井やらのヒビから粉がぱらぱら落ちてくる部屋、取り敢えず傾いた側の壁にガムテープを貼ってKEEP OUTとか張り紙。建物の中心の天井は今にも落ちてきそうで「その箇所の下は通らないようにして下さい」とか指示を受けて働くのはどえらくドキドキ。え、折角11日を生き延びたのに、二次災害で落ちて来た天井の下敷きになって死んだらどうしようとか。

業者さんもこないまま、日に日にずり落ちてきている天井を眺めながら事務所に吸い込まれて早一週間。やっと業者さんが来てくれて、安全保持のためと、通路横に金属柱を立ててくれました。え、ってか、もし本当にそれが本当の理由なら、金属柱で補強してあげないとまずい環境で一週間働いていたんか、うちら的な。会社側からは「大丈夫ですから」って言われていたのに。まあ、どうも私が居る事務所が吹き抜けとなっているロビーの次に酷いダメージだった訳ですけど、設備を余所に移すのは大掛かりになるので「使えることを前提に部屋を確認した」(ただし、確認したのは会社側のメンバーであり、専門業者ではない)上で使用許可が出た、とかいうレベルの「大丈夫」なんですけどね。

しかし、東京本社は今週木曜まで自宅待機だった訳で。理由は、電車運休が多いので混乱を避けるため。

でも最寄の駅を通る電車が運休中も、うちの工場は問答無用で月曜から出社(大半が自家用車通勤のため)。ガソリン不足で「足が無い」という意味では同じだったんですが。乗り合い出社して、ガソリン不足を乗り切ってくれという指示まで出ました。ちなみに、乗り合いだってガソリンが無いと当然車は動きません。でも、就業時間中のガソリン補給は認められませんので、出社前(通常始業時間は8:30だけど部署や生産日程次第でバリエーション有り)とかに給油を済ませなければなりません。

私は今週給油した際は45分程度待ちました。
ですが、同僚の話を聞くと、もっと酷い。

1) 3時間待ちして20L給油出来た
2) 2時間待ちして4台前で売り切れ
3) AM7時開店に向けてAM6時から並んで2時間待ちして20L給油出来た
4) AM6時開店に向けて確実に給油出来るようにAM2時から並んで給油出来た

どうして、こんな思いをしてまでガソリンを各人で給油して、乗り合いしながら会社に行かなきゃいけないのか。ちなみに、本社は「自宅待機」扱いなので、出社しないでも退勤表の上では通常出勤したことになりますが、私の勤務している工場の従業員はガソリンを給油出来ず、近所に乗り合いが出来る人がいなくて出社出来なかった場合、有給休暇取得扱いです。小さいお子さんが居る人は、有給休暇がほとんど残っていないので、可哀想ですが…。

電車通勤だった人なんか、自宅から会社まで車で片道2時間以上掛かるのもざらだし、酷いと他県なので5時間弱とか(毎朝5時前に家を出て電車で通勤している猛者がいる)。ガソリンを満タンに出来ても一週間も持たない。

しかも痛いのが計画停電。
今後、電気が通っている時間帯に業務をするため、計画停電の時間帯に合わせて最早始業時間5:30、最遅定時終了時間23:30のレンジの中で毎日シフトを替えて行きますと。えー！

本社は停電地域には含まれていないので、ノー停電。
最近、電車が走るようになったので木曜から「通勤出来そうな人は通勤しておいで」ということで「緊急の仕事がある場合を除き自宅待機」から出社ムードへ。でも停電も無いので、出社時間は相変わらずレギュラー9:00〜17:45だけどフレックス適用で10:00〜14:00のコアタイムさえ出社していればその前後は個人の自由という素敵振り。何なのか、この待遇の差。

ってかAM6時から出社してお話が出来るのってアメリカ・カナダ・アジア圏だけど、あんまりサイトないんだけど、そこら辺の地域！(笑)ということは海外担当者は、至急の場合、AM6時に出社しようとPM6時以降だろうが何だろうが電話会議は出るんですよね、と確認したら「そうだね」って。でも「残業は減らす努力はして」ってなんじゃー！！

ということで、そんなこんなな停電計画は4月末までの予定なので、頑張って体調を崩さないように、体調管理し乍ら頑張ってきます。

せめて、乗り合いしないで良いように(単純に通勤時間が長くなるので早く家を出ないといけなくなるのと、出社・退社時間が遅れたら乗り合いメンバー全員に迷惑が掛かる)ガソリンの供給があれば…ほろり。