2009.05.19.Tue 02:39:12
品質部門の部長Sさんは多分イギリス人。
日本語は基本的に覚えない。
彼とは、以前会議で一緒してから妙にご縁があって、よく話をするんですが、最近、そのことで同じ部署の人に云われました。
「彼はね、人を選んでるんですよ。訳の分からない英語を話す人よりも、ちゃんと英語が話せる人を選んで話し掛けてるんです」
なんのこっちゃと思っていたんですが、ここ最近、部長ばっかり集まる会議に参加することが重なって、分かった。理解した。
なんか恐ろしく、理解しがたい英語が飛び交ってる。
というよりも単語一個とか、人の名前とか。文章になってない。
部長A「あーあー…Alison」
部長B「Ah!Alison! Yes,yes」
上は何かと云うと、Sさんが「xxのことだけど、どうなってるの?」という質問に対する、回答。要は、AさんもBさんもその質問に対する回答をAlisonさんからメールなり会議なりで話は聞いているので、なるほど!とお互い納得して頷いているのだけれど、その前知識の無いSさんも私も全くチンプンカンプン。でも問われている本人たちは納得のご様子。
そこで更に「で?どういうことなの?」とSさんが押すと、徐にパソコンをプロジェクタに繋いで、これですってメールを見せるんだけど、勝手に読めとばかりに説明ほぼ無し。「this is the e-mail from Alison」だけかい。みたいな。
そんなこんなで、「あー」とか「んー」ばっかりで偶に英単語が出てくるような部長たちなもんで、段々Sさんの眉間に皺が…。求められれば助け舟出すけど、部長ばっかの会議に派遣が発言することは滅多に無いので、取り敢えず、黙ってます。黙ってるけど…なんだかなーみたいな。
暫くすると、誰かが日本語をぽつっとこぼすと、口火を切ったように、みんな日本語ばっかり話すようになる。日本語になった途端、さっきまでの静けさはどこへ…とばかりに饒舌。
Sさんの眉間の皺は更に深くなるばかり。
自分が理解できない言語が飛び交ってるのは、余り心地よくないものです。
自分の表現したいことが英語に出来ないもやもや感は私も理解出来ます。でもSさんの受けているストレスは相当なものなんじゃないかと思えてならん。廊下でも話し掛けてくるのは、きっと、彼が英語に飢えているんじゃないかと思える今日この頃。
私がイギリスに渡った頃は、
my name is Takada.
I'm 8 years old.
hello.
thank you.
good bye.
しか知らないで現地校へ放り込まれ、日本語なんかどこにもありませんでした。
取り敢えず鞄には父が作ってくれた単語帳を突っ込んで。
I have a headache
I have a stomachache
I feel sick
上の3つにはその意味と振仮名が振ってあって、体調が悪くなったら「読むか、最悪、カードを先生に見せなさい」と云われていました。
当時の自分が、そんな学校生活をどう感じていたのかは既に記憶にないんですけど。
今の会社は外資は外資なので、それでも英語が全く話せない人ばかりという訳でもないのですが、それでも、Sさんの置かれている環境は通じるものがあるのかなあとぼんやり思い乍ら見ています。
まあ、お気楽な小学生生活なんぞと、仕事を比較されちゃあ厭でしょうけど。
部署にイギリス人が来たし。
参加する会議も半分近くは英語でするのだし。
廊下ですれ違っても英語で話し掛ける人が居て。
ここ2ヶ月ほどで、急に英語を話す機会が増えました。
相変わらず、話す英語はたどたどしいなんですけど、それでも、英語で話し掛けられること、話し掛けることへの抵抗がかなり軽減されました。
あー…英語ペラペラになりたーい。
日本語は基本的に覚えない。
彼とは、以前会議で一緒してから妙にご縁があって、よく話をするんですが、最近、そのことで同じ部署の人に云われました。
「彼はね、人を選んでるんですよ。訳の分からない英語を話す人よりも、ちゃんと英語が話せる人を選んで話し掛けてるんです」
なんのこっちゃと思っていたんですが、ここ最近、部長ばっかり集まる会議に参加することが重なって、分かった。理解した。
なんか恐ろしく、理解しがたい英語が飛び交ってる。
というよりも単語一個とか、人の名前とか。文章になってない。
部長A「あーあー…Alison」
部長B「Ah!Alison! Yes,yes」
上は何かと云うと、Sさんが「xxのことだけど、どうなってるの?」という質問に対する、回答。要は、AさんもBさんもその質問に対する回答をAlisonさんからメールなり会議なりで話は聞いているので、なるほど!とお互い納得して頷いているのだけれど、その前知識の無いSさんも私も全くチンプンカンプン。でも問われている本人たちは納得のご様子。
そこで更に「で?どういうことなの?」とSさんが押すと、徐にパソコンをプロジェクタに繋いで、これですってメールを見せるんだけど、勝手に読めとばかりに説明ほぼ無し。「this is the e-mail from Alison」だけかい。みたいな。
そんなこんなで、「あー」とか「んー」ばっかりで偶に英単語が出てくるような部長たちなもんで、段々Sさんの眉間に皺が…。求められれば助け舟出すけど、部長ばっかの会議に派遣が発言することは滅多に無いので、取り敢えず、黙ってます。黙ってるけど…なんだかなーみたいな。
暫くすると、誰かが日本語をぽつっとこぼすと、口火を切ったように、みんな日本語ばっかり話すようになる。日本語になった途端、さっきまでの静けさはどこへ…とばかりに饒舌。
Sさんの眉間の皺は更に深くなるばかり。
自分が理解できない言語が飛び交ってるのは、余り心地よくないものです。
自分の表現したいことが英語に出来ないもやもや感は私も理解出来ます。でもSさんの受けているストレスは相当なものなんじゃないかと思えてならん。廊下でも話し掛けてくるのは、きっと、彼が英語に飢えているんじゃないかと思える今日この頃。
私がイギリスに渡った頃は、
my name is Takada.
I'm 8 years old.
hello.
thank you.
good bye.
しか知らないで現地校へ放り込まれ、日本語なんかどこにもありませんでした。
取り敢えず鞄には父が作ってくれた単語帳を突っ込んで。
I have a headache
I have a stomachache
I feel sick
上の3つにはその意味と振仮名が振ってあって、体調が悪くなったら「読むか、最悪、カードを先生に見せなさい」と云われていました。
当時の自分が、そんな学校生活をどう感じていたのかは既に記憶にないんですけど。
今の会社は外資は外資なので、それでも英語が全く話せない人ばかりという訳でもないのですが、それでも、Sさんの置かれている環境は通じるものがあるのかなあとぼんやり思い乍ら見ています。
まあ、お気楽な小学生生活なんぞと、仕事を比較されちゃあ厭でしょうけど。
部署にイギリス人が来たし。
参加する会議も半分近くは英語でするのだし。
廊下ですれ違っても英語で話し掛ける人が居て。
ここ2ヶ月ほどで、急に英語を話す機会が増えました。
相変わらず、話す英語はたどたどしいなんですけど、それでも、英語で話し掛けられること、話し掛けることへの抵抗がかなり軽減されました。
あー…英語ペラペラになりたーい。
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