世話チョコ

会社に配る、世話チョコですが、過日同課の人に話をしたら、その人は世話チョコという単語を知らなかったらしく、ちょっと盛り上がる。今月一杯で辞めてしまう同課の男性Aを指して、「Aさんのは『世話チョコ』じゃなくて『世話しましたチョコ』だね！」って(笑)Aさん、云われてるよ！(笑)

Aさんはとっても一杯仕事を抱えています。はっきり云って、普通にやってたら2人でやってもきつい分量を抱えています。各担当者からは仕事のノロい人とか、急かさないと仕事もしない人、って評価されているけど、本当は仕事ができる人なのです。ただ、量が半端無いだけで。それは実は周囲には余り知られていなくて、同じ課の人でも知っている人は少ないのです。仕事配分が出来ていないだけじゃん、とか思われたらアウトなのですが、それだけうちの課は人手不足を起こしているってことなんですよね。Aさんは結構人当たりもよく、仕事のさばき方も凄いので、何とかこなしていますが、こなせちゃった上に、本人が黙々と仕事をしてしまったせいで、その状況が改善されること無いまま、Aさんが会社を去るという決断をせざるを得なかったのでは的。

優秀だった派遣社員のBさんをつなぎ止められなかったのも、結果、人員の補充に失敗しAさんが退社することになったのも、恐らくは課長がmanagementを失敗したんだろうな的。人が減って、仕事が過密になればなるほど、課内の空気は荒れやすくなるし、新しく人が来ても居着かなかったり、社内公募も応募が無いなーんてことになるのよね。少なくても部下の有休のmanagementはしないとね…。皆が過密的に忙しくなる時期に、滑り込み！とばかりに未消化分の四季休暇と有休を連続取得なんてのはなしですよね、本来的には。そうならないように、前もっていつまでには有休とっておきなさいよとか四季休暇とっておきなさいよって声くらい掛けないと。うちの父に至っては、いつまでに有休を消化できなかったら、もう有休無しね、と忙しい時期には絶対とらせないと云っていましたが、それ位しないと…既に瀕死状態のメンバーは本当に過労で倒れると思います。ほろり。

慢性的に忙しくなってしまった課ですが、それでも偶にポーンと更に忙しくなることがあると吃驚するぐらい空気がピリピリ。去年は私も一時期だけちょっとピリピリしてしまったことがあるのですが、あれは不味かったと自己嫌悪に陥りました。以後はかなりゆるーい人になっています。ピリピリは伝染するので、私一人でもピリピリしないだけでも少ーしは何か変わって欲しい（ゆるゆるだけど、仕事はしているのでひんしゅくは今の所買ってないみたいです）。最近はゆるゆるで、「高田さん(血液型)A型に見えない。Oかと思った」とか云われました。でもピリピリしても作業効率が上がる訳ではないのよね、私の場合。